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オスカー・ワイルド

Oscar Wilde
オスカー・ワイルドの肖像(ナポレオン・サロニー撮影、1882年)

オスカー・ワイルド(Oscar Wilde、1854–1900年)は、アイルランド(当時は英国の一部)出身の作家・劇作家・詩人。『ドリアン・グレイの肖像』『幸福な王子』『サロメ』などで知られる。美しさへの強い関心と、機知に富んだ会話、社会の常識を揺さぶる皮肉が作品の特徴。

出身地
アイルランド(ダブリン)
活動時期
19世紀後半
執筆言語
英語

生涯

アイルランドのダブリンに生まれ、幼少期をそこで過ごした。10歳ごろからは、現在の北アイルランドにあるエニスキレンのポートラ王立学校で学んだ。

17歳ごろにダブリンのトリニティ・カレッジへ進み、3年間古典を学ぶ。20歳ごろには名門オックスフォード大学のモードリン・カレッジへ移り、さらに4年間、古典を学んだ。

24歳ごろにロンドンへ移り、詩、小説、童話、戯曲、評論と幅広い分野で執筆した。芸術そのものの美しさや価値を重んじる唯美主義を代表する作家の一人であり、20代後半にはアメリカとカナダで講演を行った。

33歳ごろに童話集『幸福な王子とその他の物語』を刊行。30代後半から40歳にかけて『ドリアン・グレイの肖像』や数々の喜劇を発表し、ロンドンの演劇界で成功を収めた。オスカー・ワイルドの全盛期だった。

40歳のとき身辺トラブルをきっかけにして、最終的に同性愛を処罰する当時の法律により有罪となり、2年間の重労働刑を受けた。裁判をきっかけに破産し、作家として築いた社会的な名声と生活の基盤を失った。42歳で出獄するとフランスへ渡り、46歳のときパリにて病死した。

死後、作品の刊行や上演、研究を通じて文学的な評価は徐々に回復し、やがて英文学を代表する作家として世界中で知られるようになった。

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主な著作開く

  • 『ドリアン・グレイの肖像』(1890年初出、1891年単行本化)
  • 『幸福な王子』(1888年)
  • 『サロメ』(1893年刊行)
  • 『真面目が肝心』(1895年初演)